もともと緑に変わる品種
アジサイには元から花色が変わる品種があり、緑色の花になります。ひとつは明るい緑の花が八重に咲く系統で、花房がふくよかに立つのが特徴です。もうひとつはアナベルと呼ばれる系統で、最初に白い花を咲かせ、あとから緑へ変わっていきます。

時の経過で緑になる
赤や青のアジサイも同じ花の仲間だけに色が変わりやすく、株が育つにつれて緑へ傾くことは珍しくありません。
かかわりやすいのは土の酸アルカリで、土の酸度が不安定なあいだ、花色は土にあわせて動きます。緑の花へ変わるものは、しばらく土の状態が落ち着いていないことが原因かもしれません。実際、咲き初めは緑で、後からピンクへ戻った株を育てた知人もいます。
とはいえ、この状態が長く続くことはあまりありません。色のある花へ戻すため、整えられる手立てはあります。

気候で緑になる
気候の面では、温度と湿度の影響が主です。アジサイは安定した環境を好む花で、高温で多湿が重なると、花が緑へ変わりやすくなります。

緑花びら病にも注意
緑花びら病は名前の通り花序の色が変わる病気で、花びらが黄緑色に染まります。このころは花が小さいか、だんだん咲かなくなります。れっきとした病気ですから、予防の手当てを早めに行ってください。

