クンシランの鉢えらび

深い鉢に植えつけられたクンシランの幼苗

鉢にはどんな種類があるか

クンシランによく合う植木鉢を選ぶには、まず鉢の種類を知っておくと近道です。園芸の鉢はおおむねプラスチック鉢、泥瓦鉢、釉薬鉢の三つに分けられます。

白や緑、黒のプラスチック鉢を並べた写真

プラスチック鉢

プラスチック鉢は白、緑、黒など色がさまざま。色合いが明るく、軽くて持ち運びやすく、壊れにくいのも利点です。底には余分な水を出す排水穴があいています。受け皿付きは見栄えがするので飾り向けですが、育てているあいだは受け皿を取り外して水たまりを防いでください。

底の排水穴が見える素焼きの泥瓦鉢

泥瓦鉢

泥瓦鉢は風通しと水はけに優れ、栽培鉢に向きます。ただし低温で焼き上げられるため比較的もろく、ぶつけると欠けたり割れたりしやすいのが玉にきずです。

つややかな釉薬鉢に植え込んだクンシラン

釉薬鉢

釉薬をかけた鉢は美術品のような趣で、飾り用の鉢として展示の場に使えます。クンシランの栽培に用いることもできますが、値が張るうえ、手入れの途中で傷みやすく、栽培専用の鉢としては少し荷が重い選択です。

深い鉢に植えつけられたクンシランの幼苗

クンシランに適した鉢

クンシランは多肉質の太い根を持つ植物で、乾燥には強い半面、水の浸きをたいへん嫌います。水はけと通気のよい土で育てるため、鉢にも同じく浸透性と通水性が求められます。こうした性質を考えると、クンシランには泥瓦鉢が無難です。苗の大きさに見合った鉢を選ぶこと、幼苗のうちは深い鉢を用いることに気をつけてください。地元の店で泥瓦鉢が手に入らなければ、プラスチック鉢や磁器の鉢で代用できます。

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