株元の茎を見ればすぐ分かる
見分けるいちばん簡単な方法は、株元を見ることです。どれが八千代でどれが乙女心か、茎を見ればほとんど間違えません。
八千代の茎はぐっと木質化して、まるで細い木棒のよう。質感は固く、色も古木のような黄色みした茶色をしています。
対して乙女心は茎が肉厚でやわらかく、緑色のまま。ここでまず差がつきます。

小さい苗の時期も比べてみる
たった挿し苗の小さな株でも、違いははっきり出ています。
八千代は小さな苗のころから茎が木っぽく、葉も棒状でしっかりしています。乙女心の苗はずいぶん小柄で、色は青緑、葉の上部がほんのり紫色。ここでも見分けがつきますよ。

葉の形と色づきで判断する
写真で見比べると、二つの葉のカーブもつき方もまったく別物だと分かります。
八千代の葉は黄緑色で、よく日光に当てると黄色やオレンジがかった色に変わります。形のイメージはキュウリのようにまっすぐ太め。乙女心の葉はバナナのように少しカーブしていて、色は青緑、育つにつれて赤く色づきます。
脇芽の多さも目印
八千代は脇芽が長く伸びることが少なく、出てもほぼ緑色のままです。
乙女心は脇芽がとても多く、株元から子株をどんどん増やします。成長後期の芽は白っぽく見えるので、八千代との違いがよく分かります。

群生するか、一鉢一株で立てるか
八千代は基本ひとり立ちで、茎はまっすぐ伸び、1鉢に1株で仕立てます。群生にはなりにくいのです。

並べて見れば一目瞭然
写真を並べて見れば、八千代は全体が黄緑色の落ち着いた色合い、乙女心は株の中心がピンク色で、葉先が赤く染まるのがあまりに明白です。
ここまで6つの違いを押さえれば、売り場で間違った株をつかんで失敗することはまずありません。八千代を育ててみたいなら、まずは正しい株を連れてくるのが第一歩です。