ウチョウランのよくある品種 嚢の形でみわける

ウチョウランのよくある品種 嚢の形でみわけるの鉢植え

二つの歯のある巨大種

世界最大といわれるウチョウランで、茎は30センチまで伸びます。嚢の本体は丸い形をしており、蓋の周りには二つの「歯」がつり出して虫を呼びます。歯の両端には蜜腺があるので、虫はその匂いに釣られて嚢の中へ滑り落ちていくわけです。

世界最大の仲間、二つの歯のある嚢

矮性のミニタイプ

ミニウチョウランとも呼ばれますが、流通量は多くありません。嚢はじょうごのような形。他のウチョウランとちがって茎が岩壁に群がり、枝はある程度の長さまで伸びると成長を止め、株元からたくさん新しい芽を吹きます。

岩壁に群生する矮性のミニタイプ

低地性のタイプ

低地で育つウチョウランの仲間です。嚢は大きくありませんが形は素直で、植えつけも簡単。周囲の湿度が基準を満たせばよく育ちます。つるは登るように伸びるので、飾るスペースの確保が欠かせません。

形が素直な低地性の小さな嚢

リンゴ形の嚢

他のタイプとはちがい、嚢がうしろへ向き、雨の日に水をためます。中には落ち葉など他の植物の破片が積もり、未知の虫まで捕まえられるかどうかは、はっきりしていません。

逆向きに雨水をためるリンゴ形の嚢

びん形の巨大種

巨大なウチョウランで、人工の環境で条件がそろって初めて、最大級の嚢が期待できます。茎は直立し、互いに巻きつくつるがないので、水をやる時は細かい雨のように株全体へかけないこと。葉柄が傷みやすくなります。

茎が直立するびん形の巨大な嚢

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