オリヅルランの増やし方と越冬のコツ

子株を植えて増やしたオリヅルラン

どんな植物か

オリヅルランは下垂する葉と、株から伸びる細い茎の先に子株(ランナー)をつけるのが特徴の丈夫な寄せ植え・鉢物です。増やしもその子株を使えば手軽にできます。

葉がしだれるように茂るオリヅルランの鉢

土壌

やせ土を好まず、養分の足りない土では育ちが細くなります。やや酸性より中立の、水はけのよい砂質土が扱いやすい。茎の節からも根を張るので、植えつけ時に有機肥料を適量すき込んでおくと勢いが違います。

温度と光

生育しやすい気温は15〜28度。冬に 霜害 に近い低温に当てると葉先が傷み、ひどいと枯れます。

強い直射は嫌い、明るい散光で育てるのが向いています。夏は西日よけに陰を作るくらいでちょうどよいです。

水と肥料

よく伸びる時期は水をたっぷり欲しがります。土は絶やさないよう湿らせましょう。

生育中は半月に1回ほど薄めた複合肥料。施したあとすぐ水をやれば、根や葉への肥料焼けを防げます。

増やし方

タネでも増やせますが、ふつうは無性繁殖。株分けか、伸びた茎の子株を根ごと切って新しい鉢に植える方法がいちばん簡単で確実です。株分けは早春、子株の取り分けはほぼいつでもできます。

子株を植えて増やしたオリヅルラン

手入れ

枯れ葉や傷んだ葉はこまめに根元から取り除きます。株が込み合ってきたら株分けして、風通しと光の通りを確保しておくと見た目がずっときれいに保てます。

安全な越冬

寒さには弱く、冬は低温で葉が黄ばんできちん枯れます。冬越しさせるなら防寒が必要です。

冬は休眠寄りに。水と肥料は控えて、鉢は室内の明るい、少し気温のある場所に置きます。湿気が続くと根腐れになるので水はひかえめに。

よくある病気と害虫

主な害虫はアザミウマやハダニ。病気では灰色かび病、炭疽病、うどんこ病が出ることがあります。風通しとやりすぎない水やりが、結局いちばんの予防になります。

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