細長く尖った小葉の三番手
もうひとつ似た格好の植物が出回っています。低木あるいは小さな高木の姿で、屋内では高さ1.5メートルほども。小葉はほかの二つよりずっと多く、5枚から11枚ほどもつきます。葉のかたちもはっきり違って、細長い披針形、葉先にはぎざぎざの鋸歯。掌状に開いた姿を見れば、どの仲間かを見決められます。

5枚から7枚の複葉で開くほう
手のひら形の複葉をもつほうは、ふつう5枚から7枚の小葉でひとつの葉を組みます。色は濃い緑、表面はつるりとしてつやがあり、小葉の輪郭は楕円形。開いた手が同じ場所から何枚も出たような格好になります。

裂けて開くほうのヤツデ
ヤツデは直立する低木で、屋外では庭の半陰にふつう見かける樹木です。屋内で育てると背は控えめで枝もまばら。葉は開いた手のひらに似たかたちで5裂から9裂、厚みは薄めです。いちばんの違いは、複葉ではなく1枚の葉が裂けていること。新しい葉は褐色を帯びますが、のちに光沢のある濃い緑へかわります。
鉢では中ぶりのものを選びます。葉色が変わる系統があり、黄色と白色の斑点が浮かびます。ツル性の植物と交配させた系統では葉が小さく色も淡くなるので、置き場所の明るさに合わせて使い分けます。

