マンダラゲの一般的な品種
マンダラゲには花や茎の色で分けたいくつかの種類があります。代表的な三つの系統を、それぞれの特徴とともに見ていきましょう。

白花のマンダラゲ
この系統の花は白、または淡い黄緑がかりです。茎は淡い緑色で円筒形、ずんぐりと太いです。
葉は互生し、先端はだんだん細くとがり、基部は左右非対称の楔形で、縁に不規則な波状の浅い裂きが入ります。葉の全体は広卵形です。
花は枝の分かれ目や葉のつけ根に立ち、まっすぐ伸びて、花柄は短いです。
葉と花と種子は薬として使えます。おもに呼吸器の咳や痛み、あざといった症状に用いるとされています。
紫花のマンダラゲ
この系統の花は紫色です。茎や枝も紫色を帯び、斜めに広がるか直立に近い姿勢で育ちます。
葉は互生し、縁の裂け目はまばらで、先端は鈍いです。
花序は葉のつけ根に一つ、または傘の形をつけます。
葉と花と種子を薬に使えるのが主な価値です。葉と種子は麻酔や咳止め、鎮痛などに用いられます。夏と秋に集めて乾燥させます。

無刺のマンダラゲ
このタイプは表面にとげがありません。花は白く、すきとおっていて美しいのが持ち味です。
咲き進むと花は紫や白などに変化します。
薬用の価値はあまり高くなく、どちらかといえば洗浄や染料に使う程度とされています。
