土壌の要求
マーガレットの好むのは、ゆるくて肥沃、手ざわりなめらかで水はけのよい土です。配合は山土5:ピートモス5が目安。山土が手に入らない人は、庭土で代用できます。
水がたまらず、かつ肥えが利く状態が、この花の根がいちばん喜ぶ環境です。

挿し木の方法
マーガレットはタネになりにくいぶん、ふやす手立ては主に挿し木にかかります。用土はピートモスにバーミキュライト、またはピートモスにパーライトを混ぜたものが向きます。
いちばんよい季節は春と秋ですが、ほかの三季でも作業できます。さし穂は先に2〜3日乾かし、傷を土の上でよく乾らせてから挿します。床はテラスに置き、夏以外の三季は苗用の覆いでふたをして水と熱を保つと、挿し木苗のできばえがよくなります。
夏の挿し木は、苗が小さくて水が蒸発しやすいので、鉢に直接かぶせてまわりを覆います。直射日光は避け、土は湿りがちに保ってください。根は約3週間ほどで出てきます。
施肥の要求
マーガレットには、植え替えのときに元肥を施し、そのほかは追肥で応えます。元肥は鶏肥に少量の緩効性肥料を添えるかたち。鶏肥はよく熟れたものなら、量にそれほどこだわらなくてかまいません。緩効性肥料は鉢のサイズに応じて加減します。こつは、根が肥に直接触れないこと。
「薄く頻回」が基本で、開花期には追肥を足してやります。根が着いてからは薄い肥料から始めます。
環境の要求
マーガレットはふだんテラスに置いて育てる花です。夏は強い日射しを少し避けて、世話に手がかからないようにします。
冬には、大事にとっておいた鉢のいくつかを、水を直接かぶらない場所へ移して守ります。

剪定の要求
マーガレットは、ふつう刈り込みません。苗の時期に、短くてよわい枝を取る程度でかまいません。
蕾が出たら、また花が咲き終わったら、早めに摘み取っておきます。
ボール状の大きな株の作りかた
挿し木から一年目のマーガレットは、もうずいぶん茂ったボール状に育ちます。夏の暑さと冬の厳しい寒さを越えると、密なボールはいっそう作りやすくなります。夏と冬のあとは多くの葉が乾くことがあるのに注意を。枝の中心に緑が残っている限り、捨てないでください。あとは水をふつうに保つだけです。翌年の3月、4月には枝が密に茂り、大きさは元の3倍から4倍以上になります。
太陽も大事な要素です。日光と雨の露は、植物にとって最上の栄養です。