バラに雨を当ててもよいか、利点と注意

雨上がりに花びらへ水滴を残した咲き始めのバラ

雨を当てる利点

雨のあいだは、鉢が飽和するまで水がまわれるので、日々の散水ではむずかしい十分な给水になります。

空気中の二酸化炭素が溶けた雨水は、ふつう弱酸性です。バラはやや酸性の環境を好むので、雨はちょうどニーズにあいます。

雨は空気中の酸素や窒素も運びます。窒素はバラが直接は吸収できませんが、雨といっしょに届く微量の養分が生育の助けになります。

もうひとつ、雨は株の表面を洗い、葉についた塵を落として気孔のつまりを防ぎます。葉色はすっきりと、みずみずしい印象になります。

雨に濡れて葉の塵が流れた、つやのあるバラの葉

雨を当てるときの注意

だからといって、いくら雨に当ててもよいわけではありません。

一つ目は、鉢に植えたばかりの株です。この時期は根張りがまだ安定せず、乾湿をくりかえして新しい根を促すときなので、雨にさらすのは避けます。

二つ目は、重工業地帯の大気が汚れている地域。酸性の雨はバラの生育によくありません。

三つ目に、大雨や長雨。水がたまって停滞しないよう、鉢の排水に気を配ります。

雨が上がったら株を点検し、病害虫を防ぐため殺菌剤を散布しておくと安心です。

雨上がりに花びらへ水滴を残した咲き始めのバラ

コメントを残す