ふやし方全体
球根でふやす流れは、時期、球根えらび、土、植えつけ、発根待ち、水と光の六つです。順番に整えると春の立ち上がりがよくなります。

植える時期
ふつう11月をねらいます。11月は温度がちょうどよく、球根の発芽に十分な時間が与えられます。発芽後は土に潜って冬を越し、株は翌年の春に勢いよく育ちます。

球根のえらび
球根を買うときは、傷のあとや腐れのあるものを確かめて避けます。繁殖用の、より品質のよい球根のほうがよく育ちます。品質の悪い球根は、咲かずに腐ってしまうこともあります。
咲くまえに球根が腐れてしまう例も多いので、えらび目をしっかり持つことが大事です。

用土
植木鉢の底には穴が必要です。水通りがよくなり、普通の土と混ぜた培養土を選ぶと手頃です。植えるまえには、土はできるかぎり乾かしておいてください。
植えつけ
植えるまえに球根の茶色い皮を取ります。土へ深く植えるのはよくありません。根が腐れやすくなるため、深さは3〜4センチまでで十分です。根が散水時に土から流れ出さないよう、小さな芽を外側に向けて植えます。

発根を待つ
植えたあとは、発根を待つだけです。このあいだは日光のないバルコニーに置き、土を乾かしきらないようにします。約半月たって植木鉢を軽く振ってみて、根がはっきり揺れなければ成長の証。確かめようと根を掘り出すと、それまでの手間が無駄になります。

水と光
根づいたことがわかれば、すぐに日光へ移しますが、照らしすぎは避けます。土は比較的乾き気味に、散水は加減してください。芽が出てからはよく日光に当てます。芽が出るまでには長い冬をへることになるので、凍ることを心配せず、風よけにバルコニーへ移してください。