サルスベリの育て方のカレンダー

冬の準備に根元の土を深く耕すひとコマ

1月

寒の時期は防寒の仕事が中心です。枝が細く雪が積もると折れやすいので、あらかじめ枝を縛って支柱で支えておきましょう。雪が降ったら、早めに積もった雪を払い落とします。

雪に備えて枝を縛って支えたサルスベリの株

2月

移植は春に行い、植え穴に基肥を施しておきます。ほかの時季に植えるときは根鉢を玉つけして運びます。夏に移植するなら、葉の表面の蒸発を抑えるため、葉を間引き気味に摘み取ります。凍結する地域では、発芽前に短い切りつめせん定を行い、残した芽で株の形を立て直します。主枝は一本の幹につき3本残し、それぞれの枝先を3つにしておけば、将来は三枝九頭の樹形に整います。

3月

挿し木の準備を始める月です。長さ15〜20センチに枝を切り、20本ずつ束ねて水深3分の1の位置まで水に浸し、20度の場所で管理します。水はこまめに交換し、白く根が伸びてきたら水から引き上げます。30〜40日間そのまま水に浸す方法でも発根します。根が出たら取り出して砂床に挿し、約1か月で根づきます。液体肥料を一度やっておくと、後の成長と開花に有益です。

4月

いよいよ咲き始め、花期は10月まで続きます。この時期から草取りをていねいに行い、病害虫の予防にも目を配りましょう。

5月

養分が無駄に消費されないよう、咲き終わった花は時間をおかずにこまめに摘み取ります。

盛夏に紅い花を長く咲かせるサルスベリ

6月

雨季は伏せ込みに向いた時季です。1年以上たった枝をもつ株を母株に選び、直径0.8センチ以上の枝を使います。枝の上端から33センチほどの葉を取り除き、巻き付けた枝の部分を8の字形に折り曲げて、土に約10センチの深さまで押し込みます。土をかぶせてしっかりと押し固め、押し込んだあとに一度水やりをして、枝が折れないよう支えておきましょう。

7月

雨のあとは水を溜めないよう早めに排水し、除草と残花切りを行います。サルスベリの芽吹く力は強く、成長期には株元からひこばえが多数出てきます。養分の消費を減らして美しい樹形を保つため、早めに除去か切り取りをしてください。病害虫の心配がある頃は薄めた殺虫剤で対応します。

8月

8月も7月と同じで、雨後の排水と除草、残花切り、株元のひこばえ処理が仕事の中心です。

9月

9月の管理も8月までと基本的には同じです。咲き続く花がらと株元の新芽をそのままにせず、こまめに切り取って養分を守ります。

冬の準備に根元の土を深く耕すひとコマ

10月

10月は花期の終わり。残花を早めに切り落とし、これまでの月と同じよう草取りと病害虫への注意を続けてください。

11月

咲き終わったあとはリンとカリの肥料を施し、枝や芽を強く伸ばして来年に備えます。

12月

土を耕して寒さに備える仕事をこなします。凍え枝や込み合った密な枝を見つけては切り詰め、水は控えめに管理して乾き気味に保つのが安心です。

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