用土選び
ダリアには、ゆるくて腐植質が豊富、水はけのよい砂質土が向きます。鉢植えなら園芸用の培養土に腐葉土、砂、乾き気味の肥料を混ぜた配合がベストです。粘土質でしまりの重い土、団粒の崩れた土は避けたいところ。多肉質な根のかたまりですから、用土が重いと同じように根腐れを起こしやすくなります。

水やりの基本
ダリアは水を好む反面、過湿と乾燥のどちらも恐れます。多肉質な根のかたまりですから、やりすぎればあっさり腐ります。水やりの原則は「見乾見湿」。乾いてから一気に湿らす加減です。成長初期は苗木もまだ小さいので、晴天の日に1日1回、用土がうすく湿る程度を目安にします。干湿のあいだをちゃんと交互に作るのがこつ。
葉と茎が青々と茂る成長旺盛期は水の消費も多くなります。晴天や北風で用土が正午や夕方に乾きやすいときは、水量を少し増やして調整してください。
施肥のてんびん
ダリアは肥のきく花です。定植後から10〜15日おきに薄い液肥を1回。つぼみが上がってきて7〜10日たってもう一度やります。つぼみがふくらみかけたら肥料の水は中止。高温のときの施肥は禁物です。
肥料の量は株の成長ぶりに合わせて決めます。葉色がうすくやわらげば肥が足りない証拠。逆に効きすぎると葉の縁が焦げたり、葉先が黄色くなったりします。葉が厚くて濃い緑なら加減はじゅうぶん。追肥の濃度は、茎を丈夫に育てるねらいでだんだん強めていきます。

整枝と仕立て
花がいくら好きでも、次々に出てくる芽は間引かねばなりません。鉢の枝ぶりは品種の大きさに合わせて柔軟に整えます。一般に、背の高い品種は一輪仕立て、中くらいのサイズの品種は四本仕立てにします。
一輪仕立ては頂芽だけを残し、むだ芽は全部かき落として養分を一点に集中させ、草丈の低い位置で大きな一輪を独占させる方法です。
四本仕立ては、苗の本葉を摘んで株元に2節を残し、四方に枝を張らせます。その側枝を4本仕立てにすると、1鉢で4本の茎、4輪の花が楽しめます。